第25回 深緑夏代 シャンソン教室発表会

2006年4月

4/8(土) 美しい桜の季節、
我々のシャンソン教室の発表会が千里中央の、読売文化ホールで行われました。
25回めの節目ということで、とにかく一人でも多く来ていただくよう、チケットを結構、ばらまきました。
お陰さまで、会場もなんとか埋まり、今は、ほっとしております。
個人単位の発表とはいえ、当日は、みんなが一丸となって、
それぞれ精一杯やりましょうと、声かけしたのでした。
皆が年をとり、又、深緑先生も80才も半ばに近づいてこられました。
それでも、あのステキな姿、歌には、聞きに来られた方すべてから、驚きと感動の声を聞きました。
私のみならず、みんなが、ずーっと前を歩いておられる先生に、少しでも近づきたいと思うのです。
歌は無理ですが、あんなにお元気でおれる秘訣を、ぜひお聞きしたいと思いました。
 " ものすご〜く、努力しているよ " とは先生の弁。短い言葉に、想像以上の努力を感じました。


黒一点の男性のエスコートで
深緑先生
二部のオープニング
 " パリの屋根の下 "
フィナーレで颯爽と "セ・シ・ボン "
を歌われた時の写真がなくて、
残念
わがクラスのカラー
ピンクのスカートで
 " 故郷の娘たち "
今年も又、ピンボケ
 " Toi(あなた) "
 " パリの屋根の下 "拡大



ローリーとの再会

2006年4月


以前、門真で、英会話、習っていました。その時の先生がローリーでした。
カナダ人でその時は20代後半、結婚していて子供なし。
とてもチャーミングな女性で人なつっこく、皆で宇治へ一泊旅行をしたこともありました。
あのイラクでいろいろあった時、
すぐそばのクウェートのインターナショナルスクールにいた事もあり、
その後、カナダに戻り、我々も一安心していました。
突然、韓国のソールからメールが入り、今、ソールインターナショナルスクールにいて、
春休みに日本に来ると。
驚きと嬉しさで、私は "キャー " と思わず、叫びました。
 4/9(日) 京橋で再会。最近、涙腺のゆるんできた私は、抱き合いながら、ウルル、ウルル。
 " 梅の花 " でのディナーは、お互いの近況報告や、楽しい話で盛り上がり、
あっという間の3時間でした。




話の中で一つ、心に残った事がありました。
カナダでは、最近中国人がとても増えたそうです。
でも彼らは、一つのかたまりになって、カナダ人の方に、溶け込もうとしない。
カナダに住んでいるのに、その国やそこの人々、習慣などを理解しょうとしない。
英語を話してみようともしない。
この事を " それは、その国に敬意を表そうとしないこと " と、とても否定的に見ていました。

でも日本人も、海外で暮らす商社などの家族の中には、
こもって、外に向いて行かない人たちもいると。
これも、その国の人々の眼には、そのように写っているのだなーと思いました。

違う環境に置かれた時は、想像以上の努力を要すると思います。
居心地の良いところで安穏と暮らすか、
非常なエネルギーでもって、見知らぬ世界に飛び込んでいくか。
そんな事、人の知っちゃ事じゃないといわれそうですが、
やはり、 " 日本人は " という悪印象のレッテルを
貼られぬよう、努力してほしいと思います。
住むという事と旅する事とは、根本的に違うと思います。
それでも、全く口を開けずに海外を旅行することは出来ません。
顔が違っても、又そんなに、しゃべれなくても、
交わす会話はいつも笑顔で、余裕を持ってしたいものです。
旅の恥は掻き捨て的な態度を取る日本人を見て、
同胞としていや〜な思いをしたことも、たまにあります。
海外に行ったとき、
ふと "自分は日本人なんだ。恥ずかしい態度は取れない! " と瞬間、思うことがあり
 " あー、これって、愛国心の片鱗?! " と思わず、自覚してしまいます。